Silencio Parque vol.02

2019年に開催したkrishnablue自主企画イベント『Silencio Parque』
3年ぶりとなる今回でようやく2回目。
その間に2枚のアルバムをリリースしたけど発売記念のライブも出来ずにいたので、今回のライブはkrishnablueとしては2枚のアルバムの発売記念的な特別な意味合いもあり、こんな豪華なメンツに出演して頂く事にまりました。

from DER ZIBET
MADAME EDWARDA
krishnablue (Guest : 宙也)
DJ nAo12xu (†13th moon†)

Open 18:00 / Start 18:30
Adv. ¥4,500(+1drink) / Door ¥5,000(+1drink)

タイムテーブルはこちら ⬇

Time Table

[入場順]
① 各バンド予約(整理番号券をお持ちの方)
② 各バンド予約(整理番号券をお持ちでない方)
③当日券

[整理番号券について]
各バンドで御予約のお客様を対象に、当日16:30より会場受付にて整理番号券を配布致します。開場時(18:00)にその整理番号順で御入場頂けます。
(バンド別の優先順位はございません。)

チケット予約
高円寺 HIGH (TEL 03-5378-0382)


『Breath』について

krishnablue 通算4枚目のアルバム『Breath』が完成した。

前作『HIKARI』を制作してた頃には既にコロナ禍でライブ企画が延期になったり中止になったり…リリース後の発売記念ライブすら出来ないまま、krishnablueとしてはライブ活動を控え、作品作りに専念しようと決断した。前作リリースから一本もライブをやらずに今回の『Breath」をリリースした形だ。

 ライブをやらずに密かに息を潜めての創作活動…
 息の詰まるような閉塞感…
 そんな中から何か新しい息吹は生まれないか…

そんな事を考えながら制作を進めてたので『Breath』というタイトルに。

実際の制作も前作までとは違う方法を模索した。極力自分達だけで作ろうと各自セルフレコーディングをしたり、ミックスはベースの八田氏が担当した。今後どんな形で作品作りをしていくにしても、この経験がプラスになると確信してる。

Hatta Mix
八田信有 Twitterより

では恒例の全曲セルフ解説。

1. breath of earth
 (music : Yukino)

ずっとAUTO-MODで活動を共にしたSeliaをゲストコーラスに迎えたインストナンバー。デモの段階ではサンプリングボイスを使ってたけど、ミックス直前に急遽Seliaに歌って貰う事に。クラシカルな発声法のSeliaに敢えてビブラートを抑えて貰ったり、不協和音ありきのハーモニーをつけて貰ったりした。

2. パレード
 (Words : 岸根 光 / Music : 岸根 光)

珍しくファズやディストーションを多用したバッキングやSustiniacの擬似フィードバックを担当。ギターソロやアコギは岸根氏。ちなみにdisk unionのオリジナル特典は、この曲をTAN氏 (PLUS+FACTOR)がリミックスした音源で、原曲の長さを遥かに超える聴きごたえのあるミックスとなってる。

Guitar Rec
Yukino Instagramより

3. butterfly is in love
 (Words : 岸根 光 / Music : 八田信有)

八田氏のデモを聴いて真っ先に入れたかったのはギターよりもシロフォンやマリンバ系の音だったので、そのイメージでギターアレンジを進めた。HAUNTED HOUSEの予約特典は岸根氏によるこの曲のリミックス音源となっている。こちらもオススメ。

HAUNTED HOUSE 通販

4. wandering days
 (Words : 岸根 光 / Music : Yukino)

自分の曲は前作に引き続き明るめ。今までのバンドで暗い曲ばかりだった反動もあるかもしれないけど、暗闇から抜け出そうとする希望みたいなものを音で表わしたかった。今回ギターのサスティーン系の音は殆どSustiniacによるもので、E-BOWを使ったのはこの曲のみ。

Yukino Guitar Rec
Yukino Instagramより

5. 迷いの森
 (Words : 岸根 光 / Music : 岸根 光 )

アレンジも録音もミックスも…おそらく今回のアルバムで最もシンプルだった曲。個人的に、どちらかと言えば過剰にダビングしちゃうタイプだけど、今後はこういう一発録りでいけるような曲もやっていきたい。

Eby Drum Rec
EBY Twitterより

6. 残像
 (Words : 岸根 光 / Music : 八田信有)

八田氏の曲のギターを弾く上で最も重点を置いてるのはコードのボイシングで、空間系エフェクトだけじゃなく浮遊感を大切にしてる。とはいえ好き放題弾かせて貰った。

Hatta Bass Rec
八田信有 Twitterより

7. breath of birth
 (Words : 岸根 光 / Music : 岸根 光

リモートでのプリプロ故に各メンバーのイメージにバラつきがあり、結果不思議な雰囲気のアレンジに仕上がったと思われる曲。おそらくミックスも一番大変だったかもしれない。ライブではアレンジを変えてやるのもありかな?アルバムラストは岸根氏のしっとり系の歌で終わるのがkrishnablueの定番になりつつある。

SHOWY Vocal Rec
岸根 光 Twitterより

マスタリングは前作のミックスも担当してくれたPLUS+FACTORのTAN氏。

PLUS+FACTOR Studio

Mastering

krishnablue 4th album “Breath”

Breath

2022年2月23日 発売決定 !

昨年3月にリリースした『HIKARI』に続く4枚目のアルバム 『Breath』が完成しました!
2022年2月23日発売決定!
CD(全7曲)+DVD(全10曲)の2枚組仕様。
DVDには2021年に配信されたライヴ映像作品『Method of Transmission ~krishnablue Live Session Works~』 と未発表のMV2曲を収録。

[CD収録曲]

  1. breath of earth
  2. パレード
  3. butterfly is in love
  4. wandering days
  5. 迷いの森
  6. 残像
  7. breath of birth

[DVD収録曲]

  1. dot the i’s and cross the t’s
  2. I’m scary
  3. bittersweet
  4. white and withered
  5. 夕暮れ
  6. silencio parque
  7. 番い鳥
  8. cold winter
  9. 赤い部屋(MV)
  10. 小さな手紙(MV)

from “Method of Transmission ~krishnablue Live Session Works~”
(Live at LDH kitchen THE TOKYO HANEDA on May 10th, 2021)

  • 品番 : HH-024 (HAUNTED HOUSE)
  • 価格 : ¥2,750(税込)
  • HAUNTED HOUSE

◆先行予約受付中!◆

HAUNTED HOUSEにて先行予約受付中です!
(発送は2022年2月初旬から順次発送予定)

◆特典CD-Rについて◆

■HAUNTED HOUSE通販特典
岸根 光によるリミックス音源「butterfly is in love (with flower mix)」収録のCD-R
▶HAUNTED HOUSE

■diskunionオリジナル特典
PLUS+FACTORによる「パレード」のリミックス音源収録のCD-R
▶diskunion
※特典は無くなり次第終了となります。

krishnablueのメンバーについて

krishnablueのメンバーとの出会いについて思い出しながら書いてみる。

EBYさんとの出会いは1990年のEX-ANSのCDシングルのレコーディング。
このレコーディングには当初マニピュレーターとして参加予定だったのだが、ギタリストの脱退に伴い急遽ギターも弾く事になってしまった。
戸惑いながらもバンドのカラーを壊さないよう緊張してる時に、リラックスさせてくれてたのがディレクターとしてスタジオ入りしてたEBYさん。
その後このレーベル関係のイベントで対バンはしてたと思うが、一緒に演奏する機会はなかなか無く、初共演は9年前の私のバースデーイベントでのセッションかな。

G.L But!xxx / You
Director : EBY / Guitar, Manipulator : Yukino (1990)

八田さんとの出会いは、実は音楽関係じゃない仕事がきっかけ。
趣味がとても合いそうだったので、1989年に私が初めてボーカルをやったバンドの結成時に誘わせて貰った。このバンドはEX-ANSが忙しくなり自然消滅したのだが、それを母体として結成したdip-ashに1994年から再び参加してくれていた。
その後は一緒に演ることも、会うこともあまり無かったんだけど、2015年に弾き語りのライブにアコギで参加して貰い再会。

Lynx
Bass : 八田信有 / Vocal : Yukino (1989)

岸根さんとの出会いは曖昧で一番記憶が薄いけど…たしか1990年頃、EX-ANSのseiji氏に紹介して貰ったのが初対面。「Yukinoさんと趣味が合うよ」と紹介されたけど、お互い無口であまり話をした記憶がない。
岸根光ソロを母体にしたBLUMEというバンドに参加する事になったのが1996年。その後はZEUS MACHINA時代にS.O.L.と一緒に大阪ツアー行ったり、対バンはちょこちょこしてたと思うけど、2012年にAUTO-MODがベーシスト不在に陥った時に「オレ弾こうか?」と言ってくれたのは嬉しかったな。

Yukino+Showy
岸根光+Yukino (2015)

2015年に岸根さんとやった弾き語りライブ(上の写真)、そして翌2016年にやった岸根光+Yukino+EBYのセッションを経て、新しいバンドの構想がなんとなく出来上がっていった。
そこへ八田さんを誘って2017年に結成したのがkrishnablue。

今年は早くも結成4年目。
このご時世でなかなか思うように活動できないけど、
どんな形ででも、この4人で作品を作り続けたいと思う。