ヒト ハ クリカエス

ヒトニツイテ

『ヒトニツイテ』
絵本作家、五味太郎さんの作品。

彼の作品は『ばくくくく』の「ばく いく」や
『さるるるる』の「さる みる」のように、
子供向けの言葉遊びの中にストーリー性を持たせている。

この『ヒトニツイテ』は「ヒト ハ …」という文体で全て構成されている。
ネタバレ的になるが、
ストーリーはヒトが過ちを犯し、悲しみ、反省し、
そしてそれを忘れてしまい、また同じ事を繰り返してしまうという内容。
最後の「ヒト ハ クリカエス」というページが
いつまでも頭から離れない、まさに大人の絵本。

多くの人が傷つき、被害を受けた原発事故。
復興ムードに流され、今もなお苦しむ人達がいる事を忘れてしまい、
事故収束の目処も立たないまま再稼働の声…
ヒト ハ クリカエス

人種、宗教…あらゆる差別、そして戦争。
愚かな過ちを人類は反省していると思っていたけれど…
ヒト ハ クリカエス…

のだろうか…


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